2010年5月13日木曜日

「地球愛祭り2010in京都」募金の御礼と御報告

5月5日に京都・烏丸『新風館』にて開催されました「地球愛祭り2010in京都」は、主旨に御賛同下さり参加して下さった、出演者・出展者・スタッフの皆様、また全国の御協賛者の皆様の御蔭で、無事に終了することが出来ました。皆様と共に素晴らしいお祭りを創り出すことが出来たこと、心から嬉しく思っております。本当にありがとうございました。
皆様から頂きました協賛金は、運営費を除きすべてを募金とさせて頂くことで御了承頂いておりましたが、その募金合計金額は、¥555,000となりました。本当にありがとうございました。
この募金は、下記団体の合計10の活動に送金致しましたので、御報告させて頂きます。
今後とも「地球愛祭り」への御力添えの程、宜しく御願い致します。

                     「地球愛祭りin京都」実行委員会スタッフ一同

1.プラン・ジャパン/西アフリカ ベナン 学校給食支援(¥55,500)
西アフリカのベナンでは、5歳未満の子どものうち栄養不良による低体重が23%、発達阻がいが38%に達します(ユニセフ世界子供白書2008) 。
南部のクフォー地区では、通学する子どもの3割以上は貧しさのため朝食も昼食も摂れません。空腹を抱えて学び続けることは難しく、中途退学する子どもが多数。結局は経済力を身に付けず、児童労働に駆り出されてしまいます。女子は早すぎる結婚や、人身売買に巻き込まれる危険があります。クフォー地区と北西部のアタコラ地区の小学校30校において、学校給食を実施できるよう、菜園の運営、調理器具の支給などの支援を行います。これにより、5,500人の子どもの栄養状態が改善できます。

2.プラン・ジャパン/カメルーン 井戸建設と衛生に関する知識普及(¥55,500)
2010年に独立50周年を迎える、アフリカ中部のカメルーン。社会インフラが未整備なため、衛生施設(トイレ)を利用する人の比率は農村部で43%(ユニセフ世界子供白書2008)。
北部地域は5歳未満の子どもの死亡率が1,000人中205人と、国内でも高い比率になっています。死因の9割は、不衛生な水による病気です。
ガルア地区にある5つの村において、井戸5基とトイレ10カ所の建設、衛生キャンペーン、住民による水管理グループの結成と、そのトレーニングなどを実施します。
これにより子どもたち約3,000人が、水を媒介とする病気を予防できるようになります。

3.ニランジャナセワサンガ/インドの学校・孤児院・医療支援(¥55,500)
ニランジャナ パブリック ウェルフェア スクール(略ニランジャナスクール)は貧しくて学校に通えない子どもたちのために建てられた学校(NPO/NGO)です。 
インド、ビハール州、ブッダガヤのスジャータ村(バクロール村)でブッダガヤ周辺の17の村々から最貧困層の子どもたちを集めて小学校から高校まで 9年間の教育を無償で提供しているNGO(トラスト)です。
現在3つの校舎では500名の児童が学び、孤児院には23名の孤児が暮らしています。 
ニランジャナセワサンガは、このニランジャナスクールと周辺の貧しい村々を支援するNPOです。

4.アジアチャイルドサポート/モンゴル支援(¥55,500)
アジアチャイルドサポートでは、1999年から現在に至るまで、下記の活動を行っています。
• NGOジェンダーセンター支援   ・ マンホールチルドレン衣料支援
• ウランバートル沖縄の家建設    ・ ダルハン沖縄の家支援事業について
• 上越青年会議所モンゴル児童教育施設建設支援
• ダルハン児童施設車両支援事業   ・ ダルハン音楽学校建設
• モンゴル児童警察庁舎補修工事事業  ・ ダルハン市バランクマザー支援事業



5.アジアチャイルドサポート/カンボジア支援(¥55,500)
アジアチャイルドサポートでは、1998年から現在に至るまで、下記の活動を行っています。
• プノンペンのゴミ捨て場に暮らす人々に対する物資支援事業
• センソック地区学校建設事業      ・ センソック地区命の泉(井戸建設)事業
• センソック地区学校ゲート建設事業   ・ 衣類支援事業
• 地雷被害者 障害者支援事業      ・ 地雷被害者児童教育支援事業 


6.日本国際飢餓対策機構/カンボジア プノンペン 学校給食支援(¥55,500)
貧困のゆえに小学校を中退したこどもたちが公立校へスムーズに復帰できるように、現地NGO「ハガル」が短期集中補習校「コミュニティ学習センター」を運営しています。当機構は、生徒たちの栄養改善と勉強への意欲向上のために、このセンターで学ぶ生徒など257名分の豆乳給食を支援しています。

7.日本国際飢餓対策機構/ウガンダ 孤児となった子供たちの支援(世界里親会)(¥55,500)
世界里親会は飢えと貧しさのゆえに学校にも行けない子どもたちを対象に、教育、健康診断、また、将来の自立を助けるための職業訓練など、全人的(身体的・精神的・社会的・霊的)な成長を助ける活動をしています。

8.グッドネーバーズ・ジャパン/インド 教育・給食・医療・健康促進支援活動(¥55,500)
インドは近年、高い経済成長率を維持してきました。しかし、同国経済の急成長と共に急速なインフレが進行しており、所得増加が物価の上昇に追いついていなという現状があります。
裕福な人たちが増えている一方で、インド人口の約35%が1日当たり1ドル未満の極度の貧困状態にあると言われています。
インドでは現在、経済成長の恩恵が及ばない貧困層を対象にした国際協力が求められています。
グッドネーバーズは、2008年からインドにおいて、子どもたちを対象に教育及び給食支援活動、医療・健康促進支援活動を行っています。

9.グッドネーバーズジャパン/ケニア  教育・給食・自立支援(¥55,500)
ケニアの首都ナイロビ近郊のスラム街にコロゴチョ(Korogocho)という地域があります。コロゴチョ地域には、大きなゴミ集積場が存在し、首都ナイロビから出されるゴミがここへ集められます。コロゴチョは、貧困地域であり、多くの人々がゴミの山から売れそうな物を探し、生計を立てています。
子どもたちを対象に教育及び給食支援活動、また、地域住民の自立を目指し、職業訓練センターを運営しています。

10.アジア植林友好協会/インドネシア  熱帯林再生プロジェクト(¥55,500)
インドネシア国立ムラワルマン大学は、2005年に東カリマンタン州のクタイカルタネガラ県ブキットスハルト地区の20000ヘクタールの森林を再生管理する大学林として国より支給されました。
この地域は1982-83年及び1997-98年の2度に渡る森林火災や周辺住民の違法な開墾によって
森林の劣化が進み、森林としての機能が大きく損なわれたため、多様な生物も棲みかを失っています。
特に6000ヘクタール(1818万坪)は緊急を要するほど劣化した状況にあります。
この6000ヘクタールの地域について、同地域で1999年以来、寄付植林の実績のある特定非営利
活動法人アジア植林友好協会は非経済樹種の植林によって、この地域の熱帯雨林の再生を目的とする資金的・技術的な支援の要請を受け、植林活動を行なっています。

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